ミリ単位の攻防。

ミリ単位の攻防。

10月某日 バングラディシュから次期新作のサンプルが到着しました。
(バングラディシュ工場のお話はこちらから)

サンプル到着は何時もドキドキです。

仕様通りに作成されているか。←ここはほぼ大丈夫。
仕様通りに作成されていたとしても「思ってたんと違う。」はしばしば起こります。
頭の中でイメージした「形」が物理的な「形」になったときにギャップが出てきます。
良い意味でも悪い意味でも。

見た目は良くても実際使ってみてどうなのか?
この問題も同僚皆に声掛けをして実際に使ってもらい、悪いところを出してもらいます。

 

 

アパレルを20年経験してきて、バッグやSLG(SMALL LEATHER GOODS)のプロダクトに向き合う日々の中で感じるのは単位の違いです。
もちろんアパレルでもミリメートルは使いますが、センチレベルでの修正が多いです。
SLGで向き合うのはミリメートル。ミリ単位の修正です。

 

 

あとこれ5ミリ足してとか引いてとかは当たり前。
様々な要因で出てきた悪いギャップを繰り返し修正していきます。

そうしてようやく日の目を見みるのです。

 

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